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かき氷の思い出

9/4/2019

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 実家のかき氷機一代目は、専用の製氷皿で作った円柱型の氷をはさみ、サイドのレバーを回して氷を削るタイプだった。わたしは小学生。サイドの見える場所に刃がついていて、中指の腹を切ってしまった痛い思い出もある。
 二代目は、冷蔵庫の製氷皿で作ったキューブ型の氷を上から入れるタイプ。レバーの位置は上部になり、刃も下方に。使い勝手と安全性を配慮して改良されたのだろう。
 高校生のときは、通学路の川沿いに夏場だけオープンする掘建小屋のかき氷屋がお気に入りで、学校帰りにしょっちゅう寄り道していた。山盛りの氷に色鮮やかなシロップがたっぷりかかって、すごく安かった。
 粉雪のような食感に感動したのは、マンゴーかき氷で有名な台北の店。大皿にそびえ立つふわふわのかき氷にカットマンゴーがわんさか入っていた。2人でシェアしてもお腹いっぱい。店は大盛況だった。

 日本は現在、第三次かき氷ブームなんだとか。最近の流行りは、天然氷を使ったかき氷。天然水で作った氷かと思いきやそうではなく、湧き水を山間の製氷池に貯めてゴミなどを除去し、冬の間ゆっくり凍らせたもの。きめが細かい天然氷は削るとふわふわ、いくら食べても、頭がキーンと痛くならないのだそう。
 先日、行列のかき氷屋に入ってみた。もちろん天然氷がウリの店。自家製シロップに自家製あん(抹茶小豆練乳がけを注文)の天然かき氷は確かに美味しかったし、頭も痛くならなかったけど、千円という値段に納得がいかない。

 かき氷は、駄菓子感覚の庶民的な夏の冷菓であってほしい。
​果汁ゼロ、着色料入りのシロップも、あれはあれで大事にしたい日本の食文化。かき氷が高級スイーツの仲間入りというのは、なんだかなあ。




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    ぐるりのかかわりをシンプルに、ひっそり世界とつながりながら暮らしたい。
    模索する日々のできごと、胸のうちを気の向くままに。
    タイトルの「手考足迷」は河井寛次郎の「手考足思」に敬意を表して。

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